非正規雇用のいろは

主婦層に人気のあるパートを紹介

デイサービスでのパートの働き方

在宅介護サービスを行っている施設では、日勤帯だけの仕事も多い。ショートステイでは利用者が宿泊をするため夜勤もあるが、デイサービスは基本的に日中だけ営業をしている施設なので日勤だけの仕事をしたいならデイサービスも狙い目だ。

デイサービスでは、正社員だけでなくもちろんパートの雇用もある。パートの場合、週に何日勤務するか、一日に何時間働くかといった細かい要望を叶えやすい。日勤帯なのは前提で、さらに私生活の都合にあわせて働きたい方におすすめなのだ。

パートで働きたい主婦におすすめの業界

子育てが少し落ち着いてきて、パートに出ようかなと考えている主婦もいるだろう。空前の売り手市場と言われている介護業界は、パートも大歓迎の空気が流れている。
家事や育児の経験が生かせる介護職は、社会で働くことから遠ざかっていた主婦にもおすすめの仕事だ。

介護職員は大きく分けると、訪問介護員と施設などに勤務する介護職員の2種類だ。特にパート勤務者が多いのは訪問介護員で、正社員の2.4倍という数字が出ている。
時間の融通が利くという利点に加えて、介護職員の時給より高いのが魅力だ。訪問介護を支えているのは主婦層と学生層とも言われるので、初めて介護職に就く人も抵抗なく始められるのではないだろうか。

訪問介護員として働くには、介護職員初任者研修の資格を取るのが必要だ。基礎知識や倫理、実務を130時間の講習で学び、試験に受かれば取得できる。
試験と言っても学んだことの確認という形で、ほとんどの人が合格すると言われているから心配することはないだろう。130時間というと約1ヶ月時間がかかるが、事業所によっては資格取得支援制度を用意し、無資格者でも雇うところもある。

資格を取ったら一人で利用者の家にうかがわなければいけないから、それが不安な人は、介護施設の求人を探すのもいいだろう。
介護施設と一言で言っても公的施設の特別養護老人ホームや民間施設の有料老人ホーム、デイサービスなど様々だ。シフトや介護内容も色々あるので、自分の都合に合わせて選ぶといいだろう。

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